平成って醜くないか?
劇場版ジオウとリュウソウジャー見てきました
面白かった~~~
って毎年夏は言ってる気がするけど、ホントに良かったです
風のうわさによると、ゼロワンの入場者特典カードはなんかレアらしい
次回作のライダーだし、入ってたらちょっとお得な気がするよね
以下、ネタバレアリ
真の最終回って事だけど
「ジオウの最終回」というよりも、ウォズの言う通り「平成仮面ライダーの最終章」って感じの映画でした
上手く平成ライダーをまとめられたなぁーと思いました
歴史は主観が混じるから、創作なんだって所から
平成ライダーは世界観も設定も滅茶苦茶で、ソウゴくんがライドウォッチを受け取り、平成ライダーの歴史を消すという、ジオウの根幹に関わる話に繋げていくのは上手いなぁと感心したり
観る前は信長パートいる?と思ってただけに、ちゃんといるシーンになってて安心した
あと、ISSAさんの演じる人物が実は常磐SOUGOで、ソウゴくんが影武者だったと明らかになる辺りは、空いた口が塞がらなかった・・・
ザモナスに変身するのがジョウゲン、ゾンジスに変身するのはパパイヤ鈴木さん演じるカゲンと、他二人のクォーツァーは公開前に名前が明らかになってたのに
ISSAさんの役名が明らかになってなかったのはそういう事だったのかー・・・
芸能人が演じると、役名よりもご本人の名前が出ちゃうのを逆手に取ってて、この辺りは本当に巧みだなぁと思いました
SOUGO≠オーマジオウみたいだけど、だとすると白ウォズみたいな別の時間軸から来た常磐ソウゴなのかな・・・?
ちなみに、パンフレット読むとISSAさんがリアルタイムで熱中したライダーはBLACK、BLACKRXだそうで、偶然にもバールクスのモチーフになったライダーなんですよね
平成最後のライダーの主題歌を歌った人が、昭和最後で平成最初のライダーをモチーフにしたライダーに変身して、平成最後の敵になるって思うと、すごい良いキャスティングですね
平成ライダーは世界観も設定も滅茶苦茶で、舗装されてない道のようにデコボコなのは、みんな瞬間瞬間を生きてきたからであって、整ってなくて当たり前なんだって返しも非常に平成ライダーらしくて好き・・・
新たな個性、それが平成・・・(平成魂)
ジオウになれて、ライドウォッチを集めることになったのも全ては仕組まれていたけど、小さい頃から王様になりたいと思っていたのを、オーマジオウに喝を入れられて思い出す件も良かったなぁ・・・うん
というか、今回の映画だと悪役に見えないなオーマジオウ・・・
一応ラスボス候補なんですよ?
「平成ライダーの歴史は本一冊に纏めることなど出来ない!」からの、歴代平成ライダーが次々に出てきてカッシーンと戦うのを見て
「は、春映画だ・・・!」って思ってしまったのはここだけの話
夏に春映画が上映される異常気象
仮面ライダーブレンとか、斬月カチドキアームズとか、あの仮面ライダーGまでも出てくるのは嬉しいサプライズだったけど
ゴライダーと漫画版クウガが出てくるシーンは個人的になぁーうーん
前者は見てないし、後者はあまり自分に合わなくて・・・
平成に作られたライダー達って大きな括りなら、仮面ライダー3号とか、それこそザモナスのモチーフになってるアマゾンズも出てきて欲しかったなぁと
結局アマゾンズのライドウォッチ使わなかったし・・・
バールクスがバイオライダーとJのライドウォッチ使って、ゲル化&巨大化とか大人気ねぇ!って思ったら
平成ライダーキック!の前には無力
20作品記念ロゴと重なってキックする所とか、ロゴがどんどん出てくる演出はおっいいなーって思ったけど
バールクスの壁バリアに平成ってキックの跡が残って、年号発表のアレやるシーン見て、「おバカ映画だこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」となった
あの演出考えた人は誰だ!
あと、ゼロワンのお披露目はちょっとびっくりでしたね
冒頭でいきなり祝え!されるんだからねぇ・・・
初陣の相手が同じくバッタモチーフのゾンジスってのも、趣がありますね
鳥のフォームになって、ミサイルを避けてるシーンカッコよかった・・・
以上、劇場版ジオウの感想でした
平成から令和に、新しい時代になるのを節目に
平成ライダーをメタフィクション的に振り返り、その歴史に一旦幕を下ろす、20作品記念であるジオウの劇場版に相応しい作品でした
主題歌の通り、平成最後で令和最初のPARTY!って感じの映画でしたね
特に終盤戦