瀧丸の手記

晴れときどきふわふわ

4/10

つらみアームズ

テレビでヤッてたからクレヨンしんちゃんのロボとーちゃん見た。よかった

評判が良いと聞いて見たけど、これはいい・・・

オトナ帝国とか戦国アッパレも好きだけど、アレはなんか感動路線に振り切っててギャグ要素が少なくてうーんって思ってたけど

ロボとーちゃんはギャグとシリアスのさじ加減がほんと奇跡的とも言えるバランスで保たれてる

てっきり「ひろしが改造されてロボとーちゃんになった」と勘違いしてたから、途中でロボとーちゃんとひろしの両方が出てきて「アレ・・・?」ってなったし、それから先の展開も家族、ロボット・・・といった要素が全て活きてて素晴らしい

本物のひろしは平凡だけど本当のお父さんで、ロボとーちゃんは色々と活躍できるけど偽物で・・・といった複雑な関係も上手く描かれてる

途中の腕相撲するシーンが活かされる、最後の腕相撲のシーンで負けて、「お前の父ちゃんは強いんだぞ」とフォローするシーンもよかった

余談だけどひろしとロボとーちゃんを見ると、ボンバーマンジェッターズのマイティとゼロを思い出すよね・・・あんまり覚えてないけど

ギャグもそれ相応に目立ってて、特に終盤の巨大ロボ戦とかも笑えるようなシーンだし、それだけに前述の最後の腕相撲のシリアスさが際立っている気がする

長年、家族を主題にしたアニメだからこそ出来た映画だなぁとしみじみ思う作品だった

オトナ帝国とか戦国アッパレと同格に並べられるくらい、評価されて欲しいクレヨンしんちゃんの映画でした