瀧丸の手記

晴れときどきふわふわ

昨今の特撮で行われるクロスオーバーについて日記

拙者の名前はディケイドでまた特撮見るようになった丸・・・

 

ドライブサーガ仮面ライダーチェイサーにアクセルが出演するんだとかなんとか

説明は不要かもしれませんが、仮面ライダーアクセルは『仮面ライダーW』に登場したライダーの一人

テレビ本編で二人目のライダーとして登場する、所謂二号ライダーというポジションに位置しています

基本形態が赤い、刑事が変身するライダー、乗り物(車、バイク)をモチーフにしている・・・

と共通項も多く、ドライブとアクセルの共演はまさに夢のような事だと思います

 

そういえば、ニンニンジャーに忍者つながりでカクレンジャーハリケンジャー、そしてメタルヒーローのジライヤが出たり、円谷のウルトラマンXではスペシャルゲストとしてウルトラマンゼロやマックス、ギンガとビクトリーが出演したのも記憶に新しいです

こう書くと、TVシリーズ(仮面ライダーチェイサーはOV作品ですが)でも過去作のヒーローが出たりする風潮が見られると思います

 

劇場作品であれば、レッツゴーオールライダー、スーパーヒーロー大戦系やウルトラ銀河伝説、ウルトラマンサーガ、劇場版ギンガSと過去作のヒーローが集結する、オールスター物が多くなっては来ましたが、これらはそういった趣向ではなく

あくまでもTVシリーズの1エピソードとして過去作のヒーローが単体で登場するという、今までからすると珍しい事です

 

歴代ヒーローが集まる劇場作品とは異なり、単体でそれもオリジナルキャストで登場する事を考えると、自然な形でのクロスオーバーを試行しているのでは?

と思っています

そういう意味では、オールスター物の劇場作品というよりも前作現行作のライダーが共演するMOVIE大戦に近いものかもしれません

 

以前までは平成ライダーも平成ウルトラマンも、それぞれが独立した世界観を持っており(ティガと世界観を共有してるダイナと昭和ウルトラマンと世界観を共有してるメビウスは少し違いますが)、設定を遵守していた為に「あのヒーローとあのヒーローは世界が異なるから共演は出来ないorしない」そんな暗黙ができていたような気がします(あくまでも主観ですが)

そこに、過去の平成ライダーは愚か昭和ライダーとまでクロスオーバーする仮面ライダーディケイドが現れ、世界観を破壊し全てを繋げてしまいました

これがキッカケ・・・なのかは断言しづらい所ではありますが

良くも悪くもあまり世界観に拘らず、前述の過去作のヒーローと共演する劇場作品が増えていきました

しかし、スーパーヒーロー大戦の場合だと過去作のライダーが全員集まっても、オリジナルキャストは一部のみだったり、モブ程度の扱いだったりと色々と欠点があったからか

仮面ライダー大戦仮面ライダー3号だとオリジナルキャスト同士がクロスオーバーし、その作品限定の独自のキャクター関係を築くようになりました

 

そして、それをさらに発展させ、共通項の多いヒーローをオリジナルキャストのみでゲストとして出演し、より自然なクロスオーバーを心がけてるのではなのかと捉えています

過去作ヒーローに頼らずその作品のみで完全に独立していて欲しい・・・

と内心思っている所はありますが、

「あのヒーローとあのヒーローが同じ世界で戦ってるかもしれない」「あのヒーローとあのヒーローが共闘するかもしれない」

みたいなそんな夢のあるクロスオーバーであれば僕も応援していきたいと思います

 

仮面ライダー大戦とか仮面ライダー3号みたいな現行作のヒーローにやられる過去作のヒーローとかやめようね・・・