瀧丸の手記

晴れときどきふわふわ

4/20 機動戦士ガンダムNT楽しみ日記

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 ガンダムNTガンダムナラティブが発表に

 gundam-nt.netがドメイン登録され、恐らく新作ではないかと噂されてましたが

 今日宇宙世紀史に新しいガンダムが誕生しました

 11月に劇場公開との事

 まぁUCと同じやり方っすね

 宇宙世紀の最新作で脚本がUCの福井晴敏さんで

 トワイライトアクシズのアニメが個人的に琴線に合わず

 「まーたジオン残党と争うヤツか・・・」と不安もありましたが

 制作発表と公開されたPVはそんな不安を取り除くような見てるだけでワクワクするモノでした

 それもそのはず、UCからさらに次の宇宙世紀100年を描く、なんと宇宙世紀の終わりまでも描く作品だと発表されたからです

 Gレコでも軽く触れられた宇宙世紀の終わり……

 怖いもの見たさもあり、気になるところが山ほどあります

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 まず、PVのここから

 キーワードを画面ビッシリ敷き詰められるだけでワクワクしちゃいますよね

 こういう演出もエヴァの影響……だったりするんですかね

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 漫画やガンプラで以前からユニコーンガンダム3号機として存在していたフェネクスが出てくるのが気になりますね

 暴走事故以来、行方知れずでラプラスの箱の開放をきっかけに、また動き出したらしいみたいですよ?

 ユニコーンとかいう㌧でもないオカルトマシーンの兄弟機が宇宙をウロウロしてるの怖すぎる……

 ユニコーンガンダム3号機、サイコ・フレーム、不死鳥狩りはフェネクスに馴染みのあるキーワードですが

 永遠の命、シンギュラリティ・ワンとは一体……

 確かにフェネクスは不死鳥から名前を取っていますが、永遠の命を持つガンダムじゃありません

 SDガンダムの世界ならまだしも、まず兵器であるMSに命はありません

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 まず、ナラティブとは語る、語り手という意味があるそうです

 宇宙世紀を語るには当然、語り手が必要となります

 まず主人公のヨナ・バシュタは97年時点で25歳

 一年戦争時は7歳になります

 映像作品にしては珍しく大人が主人公になりますね

 公式サイトではオーストラリアで被災しているとオブラートに書かれておりますが

 PVのコロニー落としから察するに、オーストラリアの被災とは戦災の事でしょう

 コロニーの落ちた地はオーストラリア

 ガンダムファンならばすぐにも分かる話です

 アニメ作品で最も宇宙世紀の未来を描いているとされる、Vガンダムは153年の話で、ナラティブは97年の物語だそうです

 その時点でヨナはおおよそ80歳のお爺さんになっている訳です

 宇宙世紀の終わりがさらに何年後かは分かりませんが

 本当に次の宇宙世紀100年を描く物語ならば、終焉を見届けるにはもう20年は生きてもらう事になります

 語り手が変わるというのもありますが、その必要性はありません

 永遠の命が本当にあるのならばという話になりますが

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 PVを見ると分かりますが、ヨナが手を伸ばす上の場面から一転

 誰かがカプセルに手を伸ばしている場面へと変わります

 より的確に表現すれば、カプセルにいる老人に手を伸ばしている場面ですね

 とても意味深な演出で面白いです

 まず、カプセルにいる老人が誰なのか分かりません

 公式サイトに目を通しましたが、このような老人はいませんでした

 これはまだ憶測ですが、この老人は主人公ヨナが老いた姿なのではないでしょうか?

 直感でこの憶測書いてる節もありますし、不老の技術があるならば話は別ですが、97年から終わりまでを生きて語るには必然的に老います

 UCでもサイアム・ビストが機械による延命をしていましたし、UCから一年後のヨナ25歳ならばもっと発達した延命措置を受けられるでしょう

 それも、一年戦争コロニー落としから宇宙世紀の終わりを見届けられるほどの延命措置です

 宇宙世紀の始まりからスタートしたUCとは逆に、宇宙世紀の終わりから回想という形で語られスタートする……

 期待しすぎかもしれませんが、僕が理想とするガンダムNTのスタートです

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 次にカプセルに手を伸ばしているのは誰なのか

 これは普通にヒロインとされるミシェル・ルオでしょう

 肌の色と背景の色合いで間違いないです

 PVだとカプセルの次に映されるのがこの人ですし

 喜怒哀楽のどれに当てはまるのか、複雑な感情を顔に出しながら

 カプセルに向かって何か話しかけているように見えます

 音声がない為、口は動いて話しているのは分かりますが、何について話しているのかは分かりません

 この人はZガンダムで登場したルオ商会、その特別顧問だそうです

 特別顧問という肩書にあまり馴染みがないですが、財政界から絶大の信頼を得ているそうで

 噛み砕いて説明すれば、ルオ商会の偉くて凄い人というのが分かります

 主人公のヨナとは幼馴染だそうで、仮にカプセルの中の老人がヨナでも不自然ではないですね

 そうなると、次に何故彼女はヨナのように老けていないのかという話になります

 やはり、いつまでも若く美しくいられるような延命措置でしょうか

 財政界から絶大の信頼を得ていると公式サイトにハッキリと書かれているキャラです

 金に物を言わせて、延命措置を受けたのでは?

 

 もう一つ気になるシンギュラリティ・ワンというキーワード

 これは固有名詞みたいですが、シンギュラリティ自体は実在する言葉みたいです

 Wikipediaなどのネット情報を鵜呑みにすると、今までの技術すらも過去の物にするほどの技術発明……

 とかなんとか、難しい言葉で説明されています

 つまり、常識を覆すような技術!という説明もあったので、そういう事にしましょう

 コールドスリープなどの延命措置も、昔からしたら常識を超える技術でしょう

 それらの技術って今ですら常識を超えてますし、アニメや映画のSF作品でコールドスリープとかよく出ますけど、実用化の域に入ってるんですかね……?

 ガンダムの華と言えばMS!お台場に実物大のユニコーンガンダムがありますがアレは変身してもアニメのように動きません

 ですから、現代からしたらMSもシンギュラリティなのかもしれませんが、宇宙世紀97年の常識だと動くMS一機や二機珍しくないはず

 今より未来の宇宙世紀でも永遠の命など、夢のまた夢になっているでしょう

 でも、延命措置コールドスリープの技術が発展し続ければ、いつかは永遠の命とまでは行かなくとも、何百年も生きることが出来るようになるのかもしれません

 Gレコでも100年は生きているというキャラがいましたし、宇宙世紀の遠い未来である∀ガンダムのディアナ様やギム・ギンガナムはコールドスリープを繰り返しているとはいえ、何百年も生きているキャラの一人です

 これこそまさに、シンギュラリティの成果ではないでしょうか?

 常識を超えた技術→コールドスリープ→永遠の命と関係していくのではないでしょうか?

 あと、シンギュラリティでGoogle検索すると、『シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき』って題名の本が1ページ目に出てくるんすよね

 確かに、97年から宇宙世紀の終わりを語るには生命すら超越する必要があるかもしれませんね……

 シンギュラリティ・ワンのワンは数字の1を指しているのは分かりますが、一人を指しているのか、一つのモノを指しているのか……

 そこも、気になるところですね

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 宇宙世紀97年から始まる宇宙世紀100年の歴史

 マフティー動乱、スモ・バビロニア建国戦争、木星戦役、宇宙戦国時代、そしていつかは訪れる宇宙世紀の終焉……

 主人公のヨナ達は宇宙世紀に生きて、何を見て、何を思い、何をして、何が起こるのか

 今からとても楽しみです

 UCのように原作がないので、予測不可能の展開が待ち構えているかもしれませんね

 F91のデザインとか、ビームシールドとか、ショットランサーとか、貴族主義とか僕はF91意外と好きなので、出来ればこういう展開が見たいですね

 あとTVシリーズの主役機になる筈だったと噂のガンダムF92も出てきたりしませんかね……

 福井晴敏さんとはいえ、富野監督以外の人間が宇宙世紀にピリオドを打っていいのか?と思ってしまいますが

 ラプラス事件という宇宙世紀の始まりを描いた人ですし

 なにより、Gレコで悲惨な形で宇宙世紀が終わった事が明らかになりましたし

 ビルダーズとビルドシリーズ以外のガンダム作品は全部月光蝶で砂される運命だし!

 クライマックスUCとAGEの長所を活かしたような、新たなU.C.ガンダム機動戦士ガンダムNTに期待です